木質バイオマス発電とは、どのような特徴があるのでしょうか?

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  • 木質バイオマス発電とは、どのような特徴があるのでしょうか?


木質バイオマス発電の発電方式のうち、蒸気タービン発電方式とはどんな方法ですか?

まず、バイオマス発電とは、生物由来の資源を活用した発電方法です。生物資源を燃やしたり、ガス化することで熱や電気を生み出せるため、再生可能エネルギーの1つとして位置づけられています。

その中で、木質バイオマス発電とは、木質バイオマスを燃やしてタービンを回して発電する仕組みをいいます。 燃料である木質バイオマス(木質チップなど)を燃やして電気を生み出す木質バイオマス発電は、天候に左右されることなく、燃料を供給する限り安定的に発電することができ、また発電量をコントロールできるのも特徴です。

発電方法は、製材端材や木質チップを直接燃焼させて、発電させる「蒸気タービン方式」と、木質バイオマスをガス化して、燃焼させる「ガス化-エンジン(ガスタービン)方式」に分かれます。