こんにちは、バイオマスの専門家・草野です。
「【専門家記事】大注目のバイオマス系カンファレンス5選!魅力を解説」では、アジア諸国を中心に、国際的なバイオマス系のカンファレンスについてご紹介しました。
ただ、参加したことがない方は、「海外の国際カンファレンスって、実際どんな雰囲気なの?」「私が行っても大丈夫かな?」と、少しハードルが高く感じられるかもしれませんね。
そこで、本コラムでは、
「カンファレンスに参加したことがなくて、よくわからない」
という方に向けて、Q&A形式で「よくある質問」にお答えしていきたいと思います。
この記事を読めば、参加することで得られるメリットや注意点がわかるため、参加すべきか否かについて判断できます。
それでは早速、見ていきましょう。
目次
質問1.そもそも「バイオマス関連の国際カンファレンス」ってどんなもの?
「【専門家記事】『バイオマス関連の国際カンファレンス』5選!魅力を解説」でもお伝えしましたが、本コラムでも簡単にご説明します。
簡単に言うと、世界中のバイオマスのプロたちが一箇所に集まる「大きな情報交換会兼交流会」のようなものです。
「今、世界ではどんな燃料が注目されているのか?」
「これからどんなルールに変わっていくのか?」
といった最新の情報を収集できます。
また、話を聞くだけでなく、世界中の人たちと直接知り合いになり、踏み込んだ話ができるのも、大きな特徴です。
具体的には、次のようなことが行われています。
| 講演会:詳しい人がステージで「今の業界の最新事情」を教えてくれます。 交流タイム:休憩時間にコーヒーを飲みながら、いろいろな国の人と名刺交換や挨拶をします。 展示コーナー:企業のブースで、実際の燃料や設備を間近で見ることができます。 |
質問2.バイオマス関連のカンファレンスに参加するメリットを教えてください。
バイオマス関連のカンファレンスは、「バイオマスの仕事に関わる人」がリアルに集まるお祭りであり、勉強会のような場所。そこに参加するメリットは、次に挙げる4点が挙げられます。
1.専門家や業界人と直接交流ができる
コロナ禍以降はメールやオンラインで済ませがちな世の中になりましたが、やはり「直接会うこと」に勝るものはありません。会場では、世界各国の担当者と名刺交換をしたり、踏み込んだ話を聞けたりします。
「新しくバイオマス燃料を仕入れたい」「パートナー企業を探したい」と思っている方には最高の場所でしょう。共通の目的を持った人が集まっているので、自然にネットワークを広げることができます。
2.スピーカーに直接質問ができる
数日間にわたって多くの講演やディスカッションが行われます。ネット検索では出てこないような、リアルな情報(今、各国の市場で何が起きているのか?など)を、効率よく一気に仕入れることができます。
講演の終了後には「質疑応答」の時間があります。現在、抱えている悩みに対して、登壇している専門家に直接ぶつけて、その場でアドバイスをもらえるのも、カンファレンスならではの魅力でしょう。
3.交流パーティで有力者と親睦を深められる
公式なプログラムの後は、有力参加者が開催する交流パーティが開催されることもあります。リラックスした雰囲気のなかで、親睦を深めながら、一歩踏み込んだ「本音」を聞けるのが魅力です。
4.「業界人」として認めてもらえる
何度も顔を出していると、「あの会社の〇〇さんね」と顔を覚えてもらえます。この「顔が知られている」という安心感は、海外ビジネスにおいて、信頼を得るための大きなアドバンテージになります。
質問3.どういう人が参加するとよいのがおすすめですか?
基本的には、バイオマス事業に関わる方であれば、どなたが参加しても損はないと思います。特におすすめなのは、次のような方々です。
| 1.バイオマス発電事業者の方 2.バイオマス燃料(木質・液体など)のメーカーやサプライヤーの方 3.これから新しく事業に参入しようと考えている方 4.バイオマス業界に関わる商社、船会社、物流業者、金融機関の方 5.アジア諸国の政府の動きについて把握したい方 6.工場の燃料をバイオマスに切り替えたいと考えている方 7.最新の国際規制やトレンドを正確に把握しておきたい方 8.ハード・トゥ・アベート(脱炭素困難)産業での燃料転換を模索する方 |
質問4.どのカンファレンスに参加したらいいのか迷います。
まずは、カンファレンスのスケジュール(アジェンダ)をざっと眺めてみてください。そして、今知りたい情報に関する単語が多く含まれているカンファレンスに参加してみるのがおすすめです。
例えば、「PKSに関する最新情報が知りたい!」という場合には、PKSに関する講演が予定されているカンファレンスに参加してみるといった具合です。
「知りたい情報が明確だけど、そのテーマについて情報を仕入れられるか分からない……」という場合には、主催者に直接聞くのも手です。
もちろん、YKPartnersにお問い合わせいただければ、喜んでアドバイスさせていただきます。不明点がありましたら、お気軽にご相談ください。
質問5.カンファレンスに参加する際の注意点は?
海外で開催されるカンファレンスに参加するにあたって、現実的に気をつけておきたいポイントがあります。特に「言葉」の壁については、事前に準備をしておくことで当日の充実度が大きく変わります。
1.カンファレンスの言語は「英語」です
国際的なカンファレンスでは、プレゼン資料、登壇者のスピーチ、パネルディスカッションのすべてが英語で進行するのがスタンダードです。
また、セッションの合間のネットワーキング(名刺交換や雑談)も英語がメインとなります。
「専門用語はわかるけれど、議論のスピードについていけるか不安」という場合は、無理をせず通訳者を同行させるのが最も確実で安心な方法です。
ビジネスチャンスを逃さないための先行投資と考える方も多いです。
2.日英の同時通訳が利用できる場合もあります
例えば、「BIOINNOVASIA」のような大規模な会議では、日本人参加者のために「日英の同時通訳」が用意されていることがあります。
会場で配られるヘッドセットを装着すれば、登壇者の話をリアルタイムで日本語で聞くことができるので、内容を深く正確に理解したい方には非常に心強い味方になります。
こうしたサポートがあることで、参加のハードルもぐっと下がりますね。
3.通訳の有無は必ず事前に確認しましょう
同時通訳サービスの有無は、カンファレンスごとに異なります。
また、全てのセッションではなく、特定の主要なセッションのみ通訳が付くというケースも珍しくありません。
参加を申し込む前に、公式サイトのアジェンダを確認するか、主催者に直接問い合わせておくのがスムーズです。
もし確認方法がわからなかったり、英語での問い合わせが不安だったりする場合は、YKPartnersまでお気軽にご相談ください。状況に合わせてサポートさせていただきます。
2.まとめ
いかがでしたか。
今回は、バイオマス関連のカンファレンスに参加したことがない方に向けて、「メリット」や「注意点」について解説いたしました。
バイオマス関連のカンファレンスは、「最新情報を仕入れる」「人脈を作る」ためのとても効率的な場所です。
最初は少し勇気がいるかもしれませんが、一度飛び込んでみると、バイオマスの世界がぐっと身近に感じられるはずですよ。
まだわからないことがあれば、お気軽にお問い合わせください!
余談ですが、2026.02.26のバイオマスコラム「【緊急寄稿】息子・峻輔 魂の奮闘記。~なぜ三菱自動車『エクスパンダー』は、ベトナムで「シェア6倍・売上No.1」を達成できたのか?~」でお伝えした通り、三菱商事に勤める息子の峻輔が、朝日新聞のインタビューを受けました。
出典:朝日新聞
「インドネシアとベトナムで『大ヒット車』誕生『絶対に妥協しない』痛恨の失敗で芽生えた覚悟」
その後、三菱商事の公式ホームページにも、峻輔の記事が公開されたようです。
「Breakthrough 突破する力:インドネシアとベトナムで「大ヒット車」誕生「絶対に妥協しない」痛恨の失敗で芽生えた覚悟」
よろしければ、ご覧ください!
今日はこのへんまで。
また次回のバイオマスコラムでお会いしましょう。