バイオマス燃料に求められる認証にはどのようなものがあるのでしょうか。

バイオマス発電に使うバイオマス燃料ですが、FIT法の適用を受ける事業では、出処のはっきりとした、かつ合法的に伐採加工された燃料であることが求められています。違法伐採された木や、環境破壊に繋がるような施業をして製造したバイオマス燃料は認められません。適格なバイオマスなのかどうかを証明する手段が森林認証になります。国際的に認知された第三者機関による証明です。

実は日本にはPKS(Palm Kernel Shell)と言う油やしの種の殻がマレーシアとインドネシアから輸入され、バイオマス燃料として広く使われています。これは木材ではなく農業残渣なのですが、木材同様の認証が求められる方向になっています。