再生可能エネルギーによる発電として、太陽光と風力が大きく伸びています。
しかしどちらも自然エネルギーです。太陽光は晴れている日中しか発電しません。曇りや雨、雪の日は発電しないのです。
また風力はまさに「風任せ」です。建設するときに十分に風向きや風の強さは検証しますが、それでも風が弱まれば発電しません。ですから発電する電気の量が不安定なわけです。
そこで必要なのがバイオマスです。バイオマス発電所は、石炭や石油など化石燃料ではなく草木を燃料として燃やしますから、天候に左右されずに24時間安定した発電が可能となります。ですからバイオマスは太陽光や風力などの弱点を補うことができる再生可能エネルギーなのです。